25mスイマーが200mスイマーになるのに必要なのは、技術ではない!
50 代からの健康アップ水泳術
準備『200m水中ウォーキング』
まずは、水中で200mの運動量を、ウォーキングで経験してみる。
両手を前後に大きく振り、足も大股で歩きます。これなら、やっと泳げるようになった方でもできますね!
ステップ①『200mボビングウォーキング』
ボビングウォーキング(以下BW)とは、息継ぎ歩きの事です。水中で鼻から息を吐き、顔が水面に出たら口で息を吸います。
このBWで、息を吐く量、吸う量を覚えていきます。なるべく大股歩きで、ゆっくり行います。
ステップ②『200mBWとクロール』
25mプールの最初と最後をBWにしてクロールを泳ぎます。
BW5m+クロール15m+BW5m。まずはこれで動き続けます。
全てクロールで泳ぐと、途中で息が上がってしまいますが、ボビングウォーキングを混ぜることで、心拍数の上昇を抑えながら息を整えることができます。
泳ぎでは脈が上がります。でも、BWで脈は緩やかに下がります。
ではどれくらい下がるのか?
今まで何人も、いや何千人もの生徒さんと試行錯誤した結果、5mのBWで脈が15~20程度下がることが分かりました。
しかも、止まらずに、続けて200m動き続けられます。この、『200m動き続ける』がキーワード。
これで確実に200mの運動量へ体を慣らしていくのです。苦しくなったら、止まるのではなく歩けばよい。そしてまた呼吸が整ったら泳げばよい。そして止まらず、200m。
ステップ③『BWを少しづつ減らして行き、200m完泳!』
こうして毎回200mの運動量に体を慣らしていき、徐々にBWを減らしていくのです。そしてすべてが泳ぎになった時、晴れて200mスイマーです(^^)/
このように、運動量に着目してトレーニングしていくと、体の基礎代謝が上がりはじめ、少し体が動くだけで、エネルギーが燃えやすくなります。そう、痩せやすい体質という、嬉しい副産物ですね。
さあ、夏も真っ只中。今年こそ、ちょっと長い距離に挑戦してみましょう!
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皆さんに朗報です!!
実際に、文章で解説するのは難しいですが、映像で見る絶好の機会があります。
6/27(火)NHK Eテレ19:25「すイエんサー」という番組に、内村登場しました。再放送は 7/1(土)10:00です。
「クロールで25mおよげるようになりた~い」というお題で、まさに息継ぎの特集です!!
興味のある方、どうぞご覧ください(^^)
鼻から「ンーーーー!!」のコツもやっていますよ!!